JAL機体工場見学記
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室内展示物見学・講義
実際に格納庫への工場見学に行く前に、
教室のようなところでCAさん(?)の講義を受けたり、
見学に際しての注意事項を聞いたりします。
ちなみにこれは、教室の外に展示されていた模型です。
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私たちのグループを担当されたCAさん(?)は、年齢は40代くらいの方でした。
もしかしたらグランドスタッフの方かもしれません。
見学に来ていたのは、まずはサラリーマン風の集団。
そして大学生風のグループ。おそらくJALにエントリーするため、前もって会社を見学に来ているのでしょう。
あとは航空ファンの方々と、カメラ・写真好きな方々、などなど40名ほどでした。
講義は、CAさんの説明やビデオを見ながら進められます。
航空機はなぜ飛ぶのか?
エンジンはどんな構造なのか?
羽田空港の今後の増築計画について
など、とても興味深いお話を聞かせて頂きました。
飛行機が飛ぶ原理の一つ「凧の原理」
講義の内容はとても興味深いもので、初耳のことも多かったです。
まずは、航空機が飛ぶ原理の一つが「凧(たこ)の原理」ということ。
つまり、翼は進行方向に水平なのではなく、
進行方向に向かって上向きに傾けている、ということ。
私はてっきり、翼の形状によって得られる揚力だけで飛んでいるのかと思ったのです。
翼を機体に取り付ける角度によっても揚力を得ていたんだと知り、とても嬉しく思いました。
ジャンボジェットの馬力は鉄腕アトムと同じ
また、航空機の馬力は何馬力か?というお話もありましたが、
エンジン1つあたり2.5万馬力とのことで、4つのエンジンを合計すると10万馬力、
つまり鉄腕アトムと同じ力で航空機は飛んでいる、という説明も面白かったです。
あっ! 鉄腕アトムを知らない方は、お父さんやお母さんに聞くか、グーグル検索してくださいね。
ちなみにわたしは鉄腕アトムど真ん中世代です。(笑)
こちらは実際にJAL工場見学に行った方の動画です。
逆噴射は エンジンを逆回転することではない
ちなみに飛行機が着陸してブレーキをかける時に「逆噴射」と言ったりしますが、
これはエンジンを逆に回すのではなく、空気の流れる方向を変えるそうです。
また、航空機は乗客や燃料を全部抜いてしまうと200トンという重さだそうです。
「200トンのものが空を飛んでいるなんてすごいな~」と思って感動していると、
「大きさも重さも忠実に再現した模型をこれから回します。」という声が。
持たせて頂くと、驚くほど軽い!
「エッ?! 発泡スチロール?」と思うほどでした。
これでは強風が吹いたら思いっきり飛行機が流されてしまうな~。と感じたのを覚えています。
エンジンが動いている飛行機の後ろは超キケン!
さらに、興味深いビデオを見させて頂きました。
「飛行機のエンジンが作動している場合に、絶対にその後ろにいてはいけない。」
ということを教えるためのビデオです。
そのビデオは、飛行機とその後ろ置かれたワゴン車の映像で始まります。
その後、飛行機のエンジンが始動し、数秒後にワゴン車がぶっ飛んでいくという内容の映像です。
「本当に?」と思いましたか?
でも本当に本当にワゴン車がぶっ飛んでいくんです!
このビデオを現在も見せているかどうかわかりませんが、
かなりの衝撃映像で、会場のみんなは「おーっ」と言ってました。
もう一度見てみたいな~と思ってます。
また、飛行機の燃料はガソリンだと思っていませんか?
実は灯油です!
灯油と言いましても、わたしたちが冬に石油ファンヒーターに入れる灯油ではなく、
航空機専用の灯油ですのであしからず。
小休憩の時間は、JALのレアグッズを買いに行こう
ひと通り講義が終わると、小休憩に入りました。
小休憩の際に、おみやげを頂きます。
わたしはJALの機体のポストカードを数枚頂きました。
ちなみに私はボーイング777のポストカードを頂き、大満足でした。
777(トリプルセブンと読む)の機体って、なんだかかっこいいんですよね。
今の主流は787ですけど、個人的には翼の先端がクイッと上がっている777が好きです(恥)
その後、教室を出て、建物内を冒険です。
まずは、CAさんからお聞きした建物内のお土産屋さんへ直行!
そこにはJALグッズなどが売っていました。
これも工場見学ならではの特典です。
今回はかわいい航空機がついた携帯ストラップを購入してきました。
結構気に入ってます。
レアアイテムなどが欲しい方には絶対おすすめです!
また、別のブースには、パイロットやCAさんの制服を着て写真を撮れる場所があります。
私は制服を着ないで写真だけ撮っていたのですが、男子中学生と思われる集団がやってきて、
そのうちの一人の男子がCAさんの服を着せられて、みんなに写真を撮られてました(笑)
そして見学は第一格納庫見学へ